ディーゼル動車編
HST (high Speed Train)
旧イギリス国鉄の誇った高速列車。時速125マイル(約200キロ)で走行できるため、HST125、インターシティ125とも呼ばれる。動力車は、両端の機関車のみで、その間に挟まれているのは単なる客車。Royal Oakにて。
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144系
1986〜87年に、旧式気動車置換え用に製作された。Leedsにて。
150系
この系列も、1980年代に旧式気動車置換え用として製作されたが、こちらは長距離列車用。基本番台は前面非貫通、写真の貫通型は150/2の番台区分を持つ。
156系
1987年、旧式気動車や客車列車の置換え用として製作された。Carlisleにて。
158系
製造初年1989年、アルミ車体にカミンズ製350馬力(または400馬力)NTA855Rエンジン搭載、という日本のキハ85に似ているようで似ていないスペック。
159系
158系と似たようなスペックだが、こちらはSOUTH WEST TRAIN専属でロンドンから南西部非電化路線に向けての高速列車。
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165系
「ネットワークターボ」という名の、近郊型気動車。1990年から92年製。
166系
「ネットワーク・エクスプレス・ターボ」と呼ばれ、165系の高速版。こちらはエアコン装備、と書かれているということは165系は新しいのにエアコンがないということか。最高速度時速90マイル(約145キロ)。
168系
Chiltern Railwayのディーゼル車。最高速度は時速100マイル(約160キロ)と結構スピードは速い。
170系
製造初年1998年、多数製作され、スコットランドから南海岸までのいろいろな場所で運転されている。Pudding Mill Laneにて。
180系
ロンドン・パディントン駅で出発を待つ。ロンドンから西への長距離列車であるが、故障が多く信頼性に欠けるために運行会社であるFirst Great Westernは「Worst Late Western」と揶揄される始末。また当初はこれの増備でHSTを廃止する予定が、逆に現在ではHSTをエンジン換装などで延命して180系の使用を削減する予定だとか。
185系
製造初年2005年、ドイツSiemens社製の新型車。この登場で158系や175系が置き換えられた。Windermereにて。
220系 (Voyager)
Virgin Trainの新型電気式ディーゼル車。正面窓下の「Virgin」ロゴが銀地に赤文字になっている。Kensington Olympiaにて。なお、2007年11月からフランチャイズが変更されている。
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221系 (Super Voyager)
220系の振り子版で、220系との外観上の最大の違いは、台車にある。また、正面窓下の「Virgin」のロゴは、こちらは赤地に銀文字。この、220系、221系の登場によって以前からのHSTは西海岸線から駆逐された。Kenton-South Kentonにて。
222系
Midland Mainlineの新型電気式ディーゼル車。最高時速125マイルと、20年以上前に作られたHSTと比べて変わりがない。Mill Hill Broadwayにて。2007年11月からフランチャイズが変更されている。
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