(上)市場横のDLRのPoplar駅から見た外観。
(中)市場の中の様子。通路に沿って、間口5mほどの店が並んでいる。
(下)売っている魚の一例。余りにも大きい魚は一匹でも買える。
行き方は、ロンドンの中心からだとテムズ川の左岸(北岸)に沿った道を東へと走っていき、そのうちにA1203のLimehouse Linkというトンネルに吸い込まれていったら道なりにA1261のAspen Wayというのになっています。上をDLRの高架が横切ったら、右手に魚市場の建物が見えてきます。それを過ぎたらすぐに高架でないほうの側道へ抜け、(マクドナルドのある)ラウンドアバウトをぐるっと回り、さらにもう一つラウンドアバウトを通ったら、そこは魚市場の巨大な駐車場です。
一度迷いだしたらなかなかたどり着けないかもしれません。
さて、このBillingsgate、8月に行ってきました。一人で行っても食べきれないので、日本人3家族集まっての買い出しです。土曜日の朝、市場に到着したのは6時半過ぎ。駐車場に入る車で道路は一杯になっていましたが、その横をぞろぞろと帰っていく人や車がたくさん。中へ入ってみたら、これまたたくさんの人。しかし、この時間で既に売りきれ、店じまいを始めているところも。人気のある店ほど早く店じまいするのかもしれません。
帰った後で、それぞれの家族分に仕分け。それでもまだ多すぎたので、近所の日本人にももらっていただきました。
鯛はおろして刺身に。鮭の半身も刺身に。マグロの塊も刺身にして食べました。
ロンドンで新鮮な魚を手に入れようとしたら、

    スーパーの魚売り場に行ってはいけません

イギリスは日本と同様、海に囲まれた島国だから、ある程度新鮮な魚がそこらじゅうで手に入る、などという妄想を抱いてはいけません。
スーパーで売っている魚は、何故か新鮮な感じを受けません。火を通さなくては、食べられないような感じです。では、日本料理店や最近ロンドンにもたくさんあるsushi restaurantなんかが仕入れている魚市場はどこかというと、ロンドンの東にあるBillingstage(ビリングスゲイト)という魚市場です。
このBillingsgate、魚を手にいれるにはちょっと条件が厳しいです。

 現金のみ(カード不可)。ただし、ATMが建物のすぐ外にあります。

 12歳以下は立ち入り禁止。

 営業時間は月〜土の午前5時から午前8時半。


このほか、もともとが卸売市場のようで、ほとんどが箱売り。鮭などの大型魚は一匹で売っていますが、アジやイワシなんかになったら数十匹が入った箱で£10とかになります。

その代わり、魚は新鮮、値段も格安と、日本人にとっては非常に満足できる場所です。
ロンドンの魚市場 Billingsgate Fish Market