(左)エルメスの本店。壁から葉っぱが生えている。
(中)エルメス本店の屋上には、馬に乗って両手に旗を持った人が。
(右)エリゼ宮の衛兵。イギリスの衛兵と同じように、直立不動を保っていた。
またセーヌ川を渡り、今度はチュイルリー公園という、シャンゼリゼ通りの延長になっている公園をぶらぶら歩いた後、高級ブランド店が並ぶSt Honore(サン・トノレ通り)に行ってみた。ここには、エルメスの本店なんかもあった。大統領官邸の「エリゼ宮」もこの通りに面している。
(上左)オルセー美術館。
(上右)上階(5階)のカフェ。
(下)カフェの横から外へ出たら、テラスになっており、すぐ下にセーヌ川、正面にモンマルトルの丘が見える。
つづいて、歩いてオルセー美術館へ。セーヌ川を渡ったらすぐなので、移動時間は5分ほど。
1時少し前に入場後、5階のカフェに直行。外壁の両端に一つずつある大時計のうちの一つの裏側がカフェになっていて良い雰囲気。Kids Menuもあり、大人のメニューも味は非常に良い。値段は値段だが、美術館の中でこの味と考えたらとてもお得のような気がした。1階から回り始めて、有名な画の場所だけ展示室に入るが、周り終わったら4時過ぎになっていた。
ルーブル美術館。
ちなみに、ルパン三世の中で登場したのは「モナリザは二度微笑む」という話。ルパンが盗んだモナリザは実は贋物で、美術館の管理責任者を脅して本物のありかまで行ったルパンを待っていたのは大量のモナリザだった。モナリザに魅せられて大量に模倣作品を作っているうちに、どれが本物だかわからなくなってしまった、というもの。
モナリザまで行こうとして壁に描いてある「モナリザへの順路」の方に進んでいくとものすごい遠回りをさせられた。実は入口からすぐに行ける場所にあったのだが、そうすると多くの人が殺到するからわざと遠回りをさせているのだろう。モナリザは防弾ガラスの向こうに展示されていて、しかも数メートル離れたところまでしか近寄れないようになっている。盗まれないように・・・と考えたらルパン三世が思い浮かんで来るのは自分だけ?
他にも色々なものが展示されている。大英博物館は古代遺蹟から略奪してきたものが中心だが、こちらはそういう時代の物もあるし絵画もあるし、バラエティに富んでいる。
朝食はホテルで一人10ユーロで食べることも出来るようだが、換算すると一人1500円なのでやめておく。それよりも、周りにパン屋が沢山あったので7時半頃にパンを買いにでかける。パン3個で4.1ユーロ。しかし牛乳はスーパーがまだ開店していない時間なのでなかなか売っている店がなく別の商店でロングライフ牛乳を買うことに。
パンは、焼きたてなのかまだ少し暖かく、これまた美味しかった。ロンドンには、なかなかこの手のパン屋がなくて美味しいパンが食べられないので、パリの方がうらやましい気になる。

8時半過ぎに出発、地下鉄のLe Peletier駅からルーブル美術館の駅まで行く。9時少し過ぎに到着、ベビーカーを押していたら並ばずにセキュリティーチェック、エレベーターで地下まで行けた。このエレベーター、「スターウォーズ」に出てくるような雰囲気の、ちょっと洒落た、腰から上の部分が吹き抜けになっているエレベーターだった。入口でミュージアムパスを開封しないまま差し出すと、係の人は封をビリビリと破って今日の日付のはんこを押して返してくれた。
2日目(金曜日)