(上左)川を隔てた対岸。崖の真下までいける。
(上右)カヌーをする人達。
(下)ブライトンへの路線バス。かなり頻繁に走っているようだ。ロンドンから列車で来る場合、Eastbourneまで行き、そこからバス、というのが一般的のようだ。
その後で、小さな家の下、河口付近の海岸に行ってみました。ここからもセブンシスターズはもちろん間近に見えますが、全貌は見渡せません。ちなみに、最初の行き方で「崖の下」に行こうとした場合、ここの川の対岸に着きます。

  「駐車場やバス停から他の人が行くのと同じ方向についていったら崖の下に着いたけど、本当はview pointに行きたかった、でも川を渡るのは無理なの  であきらめて帰った」

という旅行記がネットにはでていますが、この川、幅約10mくらいですが深さがありそうで、この時は流れもかなり急でした。歩いてはもちろん、泳ぐのも危険だという印象です。また、カヌーをしている人達もいました。
(上左)「断崖注意」という意味の立て札。おそるおそる覗いてみたら・・・ちょっとこわかった。
(上右)海岸へ降りる階段。満潮時には一番下の段は水面下に沈むので海岸へ降りることはできなくなる。
(下)海岸の高さから見たSeven Sisters。天気が悪くなくてよかった。
この辺りは芝生の地面になっていて、所々にベンチも置かれています。そして、海岸の方へ行くと、こちらも断崖ですが、なぜだかこっちの方は普通の土色をしていたりもします。
そして、さらに海岸線に沿って丘の上を進むと、海岸へ降りるコンクリートの階段があります。ここまで来ると、7つの頂がはっきりと見え、「これでこそセブンシスターズ」という気分です。
(左)Seven Sistersへ至る道、Vanguard Way。左は川。
(右)海岸の上に建つ小さな家。ここまで行くとSeven Sistersがよく見える。
「Golden Galleon」というのは、黄金のガリオン船(15‐18世紀スペインの三[四]層甲板大帆船; 軍船または貿易船)という意味だそうだ。
駐車場の奥のゲート(右の方)。
(左)ビジターセンター。建物の後ろにはトイレもある。
(右)ビジターセンター前からの風景。海岸は遠くに見えるところ。あそこまで歩く必要がある。
ビジターセンターで教えられたのは、「Vanguard Way」と呼ばれるルートだそうで、まずは先ほど車で渡った橋まで戻り、そのたもとにある「Golden Galleon」という名前のパブの駐車場へ入ります。
駐車場の奥に胸の高さほどのゲートがあり、これを開けて進みます(家畜が逃げないようにというゲートのようです)。そこから先はでこぼこ道を進みます。途中、道沿いには牛や羊が放牧されていたり、ブラックベリーが自生していたりというのどかな中を大人の足で30分ほど、最後に坂を少し上っていくと小さな家が建つ所までたどり着きます。ここからセブンシスターズは見えます。
イギリス南東部、プライトン(ロンドンからまっすぐ南に下った海辺の保養地)とドーバー(ドーバー海峡の街、ユーロトンネルがある)との間に海岸にそそり立つ白亜の絶壁「セブンシスターズ」はあります。

9月の週末に車で行ってきました。
ウィンブルドンからは、A3→A243→M25→M23→A27→A26を経由してNewhavenという街まで行き、そこから海沿いの道路A259をしばらく東へ走ると川を渡る細い橋を過ぎたところで「Seven Sisters Country Park」の駐車場の看板が見えてきます。道路がすいていたので、約1時間半ほどで到着です。
駐車場は、2時間までが£2.5、それ以上(閉門まで有効、この日は午後7時)が£3.5。

ネットで行き方を検索するとわかるのですが、セブンシスターズの「崖の上」に行きたいのか、「崖の下」に行きたいのか、あるいは「view point」という全貌が見渡せる場所に行きたいのかで最初の出発地点が異なります。特に、前二者と後者は途中で予定の変更は出来ません。
今回は、「view point」に行きたかったので駐車場の向かいにあるビジターセンターで行き方を尋ねてから行きました。
セブンシスターズ Sevensisters