Network Railcardの使える範囲。ロンドンから南東はどこでも使用可、ロンドンの北はまあまあの範囲が使える。年間£20で3分の1が引かれるのだから、上手く使えば非常にお得。
ロンドンからちょっと郊外に出るときには、鉄道(旧国鉄)を使わなければならないことが多いです。ロンドンのゾーンエリア内は、オイスターカードのトラベルカードが使えますが、プリペイド(Pay As You Go)は参加している鉄道会社が少なく、あまり使えません(この数年以内には全駅で使用可能になるそうですが)また、鉄道の正規運賃は非常に高いのですが、いろいろな割引があります。

長距離の移動の場合
 前売りが激安な場合があります。例えば、ロンドン−エジンバラ(約650km)が片道£14(約3500円)など、日本の感覚とは全然違います。

中距離の場合

 Rail Cardで、3分の2になります。

  Network Railcard
   一枚£20、発行日から一年間有効
   年齢制限なし、一枚で記名人に加えて大人3人までが割引となる
   ロンドンを中心とした南東イングランドで有効(ヒースローエクスプレス、ガトウィックエクスプレスは対象外)
   平日はオフピークでかつ最低運賃£10、土曜休日は最低運賃£4.80以上の切符が割引される

  Young Persons Railcard
   16から25才なら誰でも、もしくは26歳以上の全日制学校の生徒が購入可能
   平日ピーク時は最低運賃£8(若干の例外は最低運賃£16)、オフピーク時、土曜休日は最低運賃£4.80

  Family Railcard
   一枚£20、一年間有効
   大人4人と子供(5才から15才)4人(必ずしも本当の家族でなくてもよい)が割引に。

  このほかにSenior Railcard(60歳以上なら、年額£20で一等も含めて割引)、 Disabled Persons Railcard(年額£18で、記名人ともう一人の大人が一等も含めて割引)もあります。


独身、または子供が4歳以下の家族の場合、Network Railcardが非常に得です。土曜休日の£4.80以上の切符というと、例えばロンドンの「トラベルカード ゾーン1−4」も当てはまります。これが、通常£5.70ですが、Railcardで£4.80になります。使い勝手が良いのでRailcardの代金のモトは、すぐに取れます。
鉄道 (National Rail)に乗る