午後7時過ぎの様子。夕日が傾きかけてきて、サンバイザーをしながら試合をしている。ちなみに、この試合は13番コート。
切符売り場です。
ここで現金で£12を支払い、いよいよ入場です。
ここに来るまでに一時間かかりました。入場は午後6時半です。それでも、ロンドンのこの時期は8時過ぎまで明るく、普通に試合が行われています。
そしてようやく
歩道橋(左)。その後、金網で区切られた通路(右)をしばらく歩かされる。右の写真で、木と木の間の丸いマークは、歩道橋に貼り出されている大会のロゴ。歩道橋からこれだけ歩いても、まだ切符売り場は先(ただし、セキュリティチェックの後は普通の速さで歩けるので実際には2分ほどしかかからない)。
そして、

まだ切符売り場にはたどり着きません。

階段を上がって歩道橋で道路の反対側に降り、金網で区切られた通路を歩いて歩いて
セキュリティーチェックの様子。テントの中に空港と同じく、荷物はからだから外してX線に通し、体は金属探知機の中を通る、という列が3列ある。セキュリティチェックの直前で、係員に最初のQUEUE CARDを見せる。
駅前の様子(左)と、会場直行バス(右)。直行バスは、オイスターカードとか、バスの回数券とかは使用不可で、片道£2、往復£3。
次に現れたのが、「切符売り場まであと200ヤード」という看板。200ヤード、って言われても・・・182.88メートルだそうですが。
そして、その後に待ち構えるのが
セキュリティーチェック
です。
荷物の大きさ制限の看板。下の部分のカゴの中にすっぽり収まる大きさでないと持ち込めない。徹夜で並んでいる人の荷物などは、荷物預かり所に預けることになっているようだ。
明日の分の切符を求めて徹夜で並ぶ人たちの列(右の写真の座っている人たち)を横目で見ながら・・・
  ちなみに、並んでいる人たちの持ち物を見たら、
   寝袋   とかは当たり前ですが
   エアーベッド  って、並んでいるのに場所取りすぎちゃうの!と思う物もあり、
   バーベキューセット  って、あなたたち路上でバーベキューですか??

やがて、持ち込み荷物の大きさ制限を知らせる看板、って空港でよく見かけるやつと同じような・・・
行列は少しずつ進んでいき・・・
会場は、家から歩いて20分ちょっとの所にあります。 バスがうまくやって来てくれたら、15分ほどで行くことも出来ます。

テニス大好きな人には申し訳ないんですが、余りテニスのことはよく分かりません。大学時代からバドミントンやっていたので(バドミントンも、発祥の地はイングランドなんですが)。

一番有名な「センターコート」って、プラチナチケットと言われていて、ダフ屋では日本円にして18万円とか、法外な値段がついています。試合会場には、それ以外にコートが全部で18あります。そこで各コート一日に4試合ほどずつやっているんですね。

で、指定席のセンターコート、No.1コート、NO.2コートには前売券がなければほとんど入場は不可なんですが、それ以外のコートは自由席なので全会場で6000人という制限内であれば入場できる、ということになっているようです。

その、自由席の入場券、基本は£18(約4500円)ですが、夕方5時以降になると£12(約3000円)に値下げされます。そこで、第一週の金曜日の夕方、値下がりする時間を狙っていってみました。
会場に着いたのが5時半前。
そうしたら、長蛇の列!!!
列は、地下鉄のSouthfield駅から歩いて5分ほどの所の公園が最後尾です(ウィンブルドン ビレッジの方から行くと、列の最後尾にたどり着くのが大変なので、地下鉄で行くか、バスで493番に乗って会場前を通りすぎてから下車するのが賢いと思います)。並び始めたら、通し番号の打ってある「QUEUE CARD」という整理券と「A GUIDE TO QUEUEING FOR THE CHAMPIONSHIP」という、縦長のパンフレット、そしておまけのシールをもらいます。長い待ち時間を退屈させないように、という配慮なんですかね。

 右の写真が、公園の中の行列。行列の横には飲み物などを売っている露天が出ています。

帰りには、今度はタクシー待ちで行列でした。これは、歩いて帰ったので行列はしませんでしたが。
正式には「All England Lawn Tennis Club」、直訳すると「全英芝庭球倶楽部」というそうです。

大会が始まると、ウィンブルドンの街はちょっとしたお祭り騒ぎです。
普段は単なる駐車場の駅前ロータリーに、インフォメーションブースが建ったり、食品会社が試供品を配っていたりしてます。
また、駅前から大会会場までの直通バスも運行されたりしています。
ウインブルドンテニス