当日券で自由席の試合を見に行った日、試合はまだ続いていましたが、この日もセンターコートの切符を求めてパソコンの前に座るため、会場を後に。そして、8時半ちょうどに今回もトライ、、、すると次の画面が
　　「この席を今キープしています。これでよければ2分以内に次の画面に進んでください。
　　　ウィンブルドン　センターコート　セクション58、ZB列　108番」
といったことが書かれた画面に。要するに、切符が取れた！というわけです。
そして住所氏名などの必要事項を入力、カードで支払いをして終了。
数分後には先ほど入力しておいた自分のメールアドレス宛にe-チケットが添付されたメールが届きました。当日は、このチケットのプリントアウトしたものと、写真入り身分証明書（パスポートなど）を持って入場ゲート五番に来るように、と書かれてしました。

今度はちょうど8時半に、アクセスできたはずでしたが、「座席はありません」、、、ぐすん(T_T)。

8時半ちょうどなら行けるだろうか、と5分ほど前からパソコンの前でスタンバイ。
しかし、「座席検索」の前の画面で手間取っているうちに数十秒かかってしまい、今日もやはり「座席はありません」

公式サイトを何気なく開いてみたら、「tickets」という欄に気付く。
「何で大会が始まってから切符を売っているのだろうか？」と不審に思いクリックしたら
「Tickets for tomorrow」という見出し。そして、上記の発売理由が書かれていた。クリックして進んでいくと、「座席検索」に行き、希望席数（１枚か2枚かしか選べない）を選んでから「検索」をクリックする。しばらく「検索中」の表示が出た後、「現在座席はありません」という結果が出てきた。要するに売り切れ。これに気付いたのが9時半過ぎと発売開始から1時間以上たっていたのでなくて当たり前。

テニスファンの方ならご存じと思いますが、ウィンブルドンのセンターコートのチケットは、「プラチナチケット」なんだそうです。
ゲットする方法は
　前売り　前年の12月に応募締め切り。抽選で当たった場合、何日の試合かは主催者側が決定する
　チケットショップ　「All England Lawn Tennis Club」の会員の分の切符が信じられないくらいの高値で売られている
　当日券　毎日たったの500枚が発売されるが、徹夜で並ぶのも当たり前
　当日の「リターンチケット」　何らかの理由（時間の都合や雨天など）で帰った人の席を再販している
というくらいです。

ところが、今年はセンターコートの翌日分を午後8時半からネットで発売、という試みが始まりました。
主催者側の発表によると、

「Wimbledon fans will be able to purchase tickets for the following day's play online, in a new ticketing trial between the All England Club and Ticketmaster.

The intention is for several hundred tickets in the newly-constructed back rows of Centre Court to go on sale every evening for the following day's play throughout The Championships.」
（ウィンブルドンファンは、翌日のチケットをオンラインで購入することができます、それは全英倶楽部とチケットマスターとの間の新しい試みです。
　これは、センターコート新たに建設された後列の数百席で、選手権を通しして翌日の分を毎日夕方に発売開始になります。）

ということだそうです。

センターコートの座席数は、13800から150000に増やす工事の最中ですが、今年の大会に間に合って設置された分の座席がこうしてネット販売されている、というわけですね。
（別の見方をしたら、去年の締め切りの時点では、今年の大会に何席分の工事が完成して使用可能になるかわからなかったから、その分は発売したくてもできなかった、ということでしょうか）

それはさておき、センターコートの観戦権に挑戦してみました。