313系
ロンドン近郊区間の架線(交流25000V)/第三軌条(直流750V)両用車。
315系
交流25000Vのみの近郊電車。車体は313系と共通の設計のようだ。
319系
この系列も架線/第三軌条両用、最高時速100マイル(約160km)。車両デザインからはあまり新しくないように見えるが、これでも1987から88年製。
321系
1988年から91年にかけて製作された車両。
322系
ロンドンと、ロンドン北部に1991年開港したStanstead空港との連絡列車用として製作されたが、現在はスコットランドで運転されている。
325系
郵便専用列車で、車体側面には窓がなく、「Royal Mail」のロゴマークが描かれている。電車としては珍しく、前面にねじ式連結器を装備しており、実際に電気機関車に牽引されることもある。このように1編成4両を3編成にして12両で高速運転している。
332系
ロンドン(パディントン駅)と、近郊の国際空港、ヒースロー空港とをノンストップで結ぶヒースローエクスプレス専用車。当初は4両編成で登場したが、その後一部で5両編成になったものもある。
333系
332系をベースに造られた、イングランド北部用の3両編成列車。
350系
西海岸線用の新型車。
360系
こちらもロンドンとヒースロー空港とを結ぶ列車だが、各駅停車型の「ヒースローコネクト」に使用。
365系
郊外型電車。
375系
Southeasternの車両。
377系
Southern Railwayの車両。後ろから二両目の屋根には、将来パンタグラフを載せるための切り欠きがある。ロンドン近郊の電化路線は、地下鉄も含めて第三軌条が 主流であるが、今後電化の伸展では第三軌条ではなく架線による電化方式を取らねばならないとされているらしい。
390系
Virgin Trainの新型高速車両で、「Pendlino」と呼ばれている。振り子式で西海岸線の高速化に貢献している。
395系
2012年のロンドンオリンピックでの観客輸送用に新造された、高速列車。日立製作所製、「Javelin(槍投げ)」という愛称が付けられている。
444系
Soyth West Trainの長距離用高速車両。
450系
South West Trainの2004年、2005年製車両。近郊型。350系、444系、450系と、前面が同じ設計になっているようだ(いずれも製造会社はSiemens)。
455系
ロンドン南部向け通勤型車両。当初から4両編成で落成したものと、もともと3両編成として作られたのを、後から509系の付随車を組み込んで4両としたものとが存在する。後者はそのために車体断面が違った車両が編成美を乱している。民営化後はSouth West TrainとSouthernとの二社に配属され、各々の会社で更新工事が施工されている。
456系
ロンドン近郊の短距離輸送用。首都ロンドンの近郊で、ニ両編成の列車が走っているというのは、日本人からしたら驚き。
458系
比較的新しいが、技術的な問題から失敗作とされているらしい(要するに故障続きということ)。Vauxhallにて。
460系
ロンドン中心部(ヴィクトリア駅)と、ロンドン第二の空港、Gatwick Airportとを結ぶ、ガトゥィック・エクスプレス。イギリスの鉄道ファンは、この系列の愛称を「ダース・ベイダー」と名付けたそうだ。何となくわから ないでもないが・・・。写真の側面の広告(デルタ航空)は2007年だけの物。
465系
1991から94年製のVVVF電車。2M2Tの4両編成。同じ電装品を使った2連(1M1T)の466系というのもある(JR西日本だったら、こんな違いではで別形式にはしないな)。
466系
手前の2両が466系で、その奥の4両は465系。466系は465系の増結用としてしか見たことがない。
電車編