あとはこの日はBownessの町を散策しておしまい。
(左)World of Beatrix Potter。入館料£6。
(中)この日の夕食にしたFish & Chipsを買った店。値段の割に身がとても大きく、満足。何故だかアジア人が経営、店の中には招き猫が三体も置かれていた。
(右)我らの仲間、TESCO。といってもとてもわかりにくい。三角屋根のガラスの建物がそうなのだが、近くまで行かないとTESCOであることはわからない。
湖の保存鉄道、地図を見たら
    営業距離は短く、湖水地方を走るが、車窓からは湖は見えない(湖から流れ出す川は少しだけ見える)
らしいということに気付く。ということで乗車せずにおしまい。

またWindermere湖に沿って北上、Bownessの街へ。

さて、BownessはWindermere湖クルーズの船が発着したりレンタルボート屋があったりといかにも 観 光 地(信州や北海道の○○湖畔といった雰囲気)。そして陸の方にはお土産物屋やアイスクリーム屋など。もちろん、ご当地Beatrix Potterの「World of Beatrix Potter」もありまっせ!!
Lakeside Haverthwaite Railway。旧国鉄型機関車もあるようだが、この日はこんなタンク機関車。タンク機関車でこんな色というと・・・「機関車トーマス」っぽい。と思ったらどうやらこれに顔をつけ「1」の番号を描いてイベント当日に活躍させるようだ。
Windermere湖の南端には保存鉄道がある。お約束のように写真を。
(左)路上に人が立っているので、一体何事かと車を止めると、出てきた羊たち。羊の群れの最後には、牧羊犬がいた。
(中)Bowland Bridgeという街を過ぎると峠道。山道から下の街を見ると、なだらかな緑地が広がっている。
(右)峠を越えるとWindermere湖が広がっていた。
風が強かったが、何とか煙がかき消されずに済んだ。客車12両を牽引して登り坂をあえぐように走っていった。ちなみに、下の写真は購入した絵葉書をスキャンしたもの。スキャナーの性能がよくないので絵葉書実物程は美しく見えないのが残念。
列車が行くと、車に戻りまた湖水地方へ。

こんどはSampool Bridgeという街から田舎道を走ることにした。
Ribbleheadに到着したのは12時10分ほど。写真を撮るのにベストポジションを探そうかと道路から草むらのほうに入っていったが、昨日までの雨でぬかるみだらけ。普通のスニーカーではとてもではないが行けたものではない。そこで道路脇から写真を撮ることにした。
周りを見渡したら、同じようにカメラを構えた人たちが何組かいた。

そして予定の12時34分、列車はやってこない

イギリスでは臨時列車でもよく遅れる。5分、10分は「遅れ」と言ってはいけないようなもの。そう思ってじっと待つ。ただ、湖水地方はそうではなかったが、風が強く、肌寒い。

ようやく12時50分頃になって丘の向こうに煙が見え始め、列車がやって来た。
Ribbleheadへ向かう途中の道路からの風景。こんな所も、なかなか美しかった。
Hill Top農場は、Windermereから直線距離にしたらほんの5kmくらいだが、実際には琵琶湖よりももっと南北に縦長の湖の対岸(余談だが、湖水地方の湖もスコットランドの湖も、どれもが細長い。怪獣で有名なネス湖も幅約2kmに対して長さはなんと35km。こんなのを「構造湖」と言うそうだ)。そのため、道路を使っていくと片道20kmほどになってしまう。途中、Conistonという街を経由して向かう。この街のあるConiston Waterも、なかなかきれいな湖だった。

そしてHill Topに着くと、既に10時半。今から入場していたら蒸気機関車に間に合わない、ということで仕方なく駐車場に車を止めただけで引き返してくる。

そしてWindermereからRibbleheadに向かった。
Coniston Waterという湖。曇りだったが、きれいな湖。もちろん、湖底がよく見えるきれいな水。
今日は一日湖水地方をのんびりと、という予定を最初はしていたのだが、出発直前にネットを眺めていて、一昨日に通過したRibblehead Viaductを蒸機機関車列車が走るということに気付き予定変更。12時34分Ribbleheadということなので朝一にどこか一箇所見てからRibblehead、その後午後にもう一箇所、ということに。

そこで、まずはBeatrix Potterの農場、Hill Topに向かうことにした。B&Bの朝食開始は遅く、8時半から。ゆっくり食べていたら出発は9時半になってしまった。ここWindermereからRibbleheadまでは約50マイル、車では1時間かかると見ておいた方が良いから、11時半には再度ここを通過していないといけない・・・。と逆算してHill Topの滞在時間が何とかなるかな、という予想。
天気予報では何とか雨は降らずに行けそうか、ということだった。
日曜日